【書評】『多動力』を読んだ感想!ホリエモンのようになるには!?

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発売から30万部を突破し、ベストセラーとなった『多動力』。

 

この『多動力』がなんと漫画化さてたそうです!!

 

読みたい!読みたい欲が止まらない!!

 

ホリエモン信者にはたまらないですよね笑

 

出す本出す本全てがベストセラーになっているホリエモンですが

 

毎回、読者に伝えているメッセージには一貫性があります。

 

プライドを捨て、好きな事をしろ!

 

何かに挑戦したいけど中々踏み出せない人に向けて

 

背中を押してくれるようなメッセージが

 

今回もたくさん散りばめられています。

 

多動力とは何かという事に少し触れた上で

 

印象に残ったフレーズを紹介したいと思います。

 

 

 

多動力とは

「多動力」とは何か。


それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。

 

しかし、「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、


まったくもって落ち着きがない。

 

モノは忘れるし、なくすし、不注意でケガだってする。

 

やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。

 

この「多動力」。

 

かつては、マイナスでしかなかったかもしれない。

 

「多動力」を仕事に生かす場面は少なく、

 

おかしな人だと思われる事もあったとかと。

 

しかし、これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力なのです。

 

ここでは、その理由を説明します。

 

IoT(Internet of Things =モノのインターネット)という

 

言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思います。

 

これは、ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながっていくこと

を意味しています。

 

調査会社ガートナーによると、

2014年時点でネットにつながっているデバイスの数は38億個。

 

その数が2020年には200億個を超えると予想されています。

 

つまり、テレビなどの家電はもちろん、自動車も、家も、

 

ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながるということです。

 

すべての産業が「水平分業型モデル」となり、

 

結果“タテの壁”が溶けていくわけです。

 

「水平分業モデル」をわかりやすく説明すると

 

例えば、自動車がインターネットとつながると、

 

自動運転化が進み、本来の自動車の形である必要はなくなり、

ただのイスでも良くなるかもしれません。

 

そうなると、自動車業界とインテリア業界の「タテの壁」はなくなり、

 

いままでの経験や常識が通用しなくなるという事です。

 

競合相手が変化してくるとも言えるでしょう。

 

このようなかつてない時代を生きていくには

 

各業界を軽やかに越えていく越境者になる事が必須であり、

 

越境者になるには「多動力」が必要だよねという事です。

 

 

 

 

1つの事にサルのようにハマれ

社会人になってから痛感したのですが

 

社会人に全ての業務を1人でこなしている人はいません。

 

効率よく働く為にも分業体制が整えられているからです。

 

分業体制では1つの仕事に特化したスペシャリストが求められています。

 

しかし、現代の学校教育では体育だけで10点の生徒より

 

各教科で8点の成績を収める生徒の方が優秀だと評価されます。

 

この「バランス教育」が子供の集中力や好奇心をそいでいて

 

大人になってから「好きな事が見つからない」,「やりたい事が見つからない」

 

という人の量産の原因になっているとホリエモンは本書の中で言っています。

 

 

 


飽きっぽい人ほど成長する

ここでいう「飽きっぽい人」というのは

 

5分ゲームをやって飽きて、5分読書をしては飽きてというような

 

継続力のない人の事ではありません。

 

自分が興味を持った事の真髄まで味わい尽くしては

 

次の事に興味を持つ人の事です。

 

どんな分野でも、80点までは簡単に辿り着けても

 

100点満点を達成するまでには膨大な時間とコストがかかります。

 

80点まではうさぎの速さで駆け抜けても、

そこから100点に到達するには亀の歩みになってしまいます。

 

亀の歩みにまで到達するのにも中々の辛抱は必要かもしてませんが、

 

「ハマっては飽き」、「ハマっては飽き」を続ければ

 

点と点がつながり、線となり、

 

いつの間にか越境者になれるのでしょう!

 

 

 

 

3つの肩書きを持てば、あなたの価値は1万倍になる

色々な分野に興味を持ち、様々な肩書きを身につけ

 

レアな存在になろうという事です。

 

世間では1つの事に1万時間取り組めば

 

誰でも「100人に1人」の人材になれると言われています。

 

1万時間とは、1日6時間やったとして5年です。

 

5年間1つの事に取り組めばその分野のスペシャリストになれるというわけです。

 

さらに別の分野に1万時間取り組む事ができれば

 

「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算で

 

「1万人に1人」のレアな存在になれるという事です。

 

様々な分野を1万時間取り組むというのは

 

相当な忍耐と努力が必要だとは思いますが

 

日々、いろいろなものに興味を持ち

 

学んでいく事でいつの間にか

 

貴重な人材になれるかもしてませんね!