新生活は奴隷生活の始まりだった。ブラック企業シリーズ①

今日から新生活が始まる人も多いでしょう。

 

2年前のちょうど今日、僕も社会人としての新生活を送り出しました。

 

満員電車も全く苦ではなく、

 

「今日から社会人として頑張るぞ!」

 

「世の中にインパクトを与える事をしてやる!」

 

「同期には絶対負けないぞ!」

 

とにかく希望に満ち溢れていたのを思い出します。

 

同期には恵まれ、

 

「今日からよろしく!」

 

「一緒に頑張ろう!」

 

こんな感じで絆を深め、

 

いい感じにスタートできました。

 

しかし、そんな夢見心地も束の間。

 

とんでもない知らせが入ってきたのです。

 

あれは、配属先が決まり、

 

部署の先輩とお昼ご飯を食べに行った時でした。

 

先輩

「あっ、そういえばおまえらに言っとかなきゃいけない事あんねん。」

 

「なんですか??」

 

先輩

「勤務時間の事なんやけど、うちの部署は定時20時やから。」

 

 

 

マイナビには18時までって書いてあったのに。

マイナビには18時までって書いてあったのに。

マイナビには18時までって書いてあったのに。

 

 

 

思わず同期と顔を見合わせました。

 

内心こんな感じでした。

 

 

 

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嘘だ!嘘だ!嘘だ!

信じたくないぃぃ!!

ああああああああアアアアアア!!!!

 

 

 

知らず知らずのうちに

 

指を折りながら時間を数えていました。

 

「朝8時に出社して、9時、10時、11時・・・」

 

 

 

 

 

 

 

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はぁぁぁぁぁ!?

両手じゃ足りねーじゃん!!!

12時間労働かよ!!!!!

 

天下のマイナビ様には

 

勤務時間

9時〜18時

 

と間違いなく記載されていたのに

 

蓋を開けてみれば

 

ゴミ捨てがあるので8時出社の定時20時という

 

地獄のような勤務時間でした。

 

これがブラック企業に足を踏み入れ

 

僕が奴隷になってしまった瞬間です。

 

しかし、勇敢な新人奴隷は考えました。

 

残業代!!!

 

長時間働けば、たんまり残業代がもらえると企みました。

 

「先輩!残業代とかって出るんですか?」

 

先輩

「出るよ〜、でも・・・」

 

 

 

 

ニヤリッ

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キタキタキターー!!

残業代くらいガッポリ頂くぜ!!

 

 

 

ん?「でも・・・」

いま「でも」って言ったよな?

 

「でも」とか「しかし」のような接続詞は昔から嫌な予感しかしない。

 

 

「○○君は優しいし、面白い。でも・・・」

 

この結果はご想像にお任せする事にしよう。

 

よいしょからのズドン。

 

僕はこの時の気持ちの変化を

 

上がり盛り下がり

 

と勝手に呼んでいる。

 

一度声に出して言ってみてほしい。

 

語呂は意外と悪くない。

 

 

先輩

「でも、残業代でるの21時半以降ね。」

 

 

 

待て待て待て待て!

普通定時過ぎたら残業代発生だろうがアアア!!

 

 

 

先輩

「ちなみにどんだけ残業しても1日1000円だから!」

 

 

 

なぁぁにぃぃ〜!!

やっちまったなぁ!!

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先輩

「最後に1つ!現金じゃなくて食券での支給だからね!!」

 

 

 

ふ、ふざけるな!!

金をよこせぇえええ!!!

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こんな感じでブラック企業での奴隷生活が始まりました。

しかし、これはまだ序章にすぎなかったのです。

 

 

こちらはシリーズ化していこうと思っています。

 

 

P.S.

1年後このブラック企業から残業代という概念は消え失せ、

タダ働きが横行しました。